外貨定期預金 リスク

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外貨預金・外貨定期預金をする上で必要な考え方

預金・定期預金という名前から通常行っている日本円の定期と同じイメージを持つかもしれませんが、そうではありません。

 

円定期のように利息は少ないけれど確実にお金が増えるというものではありません。

 

元本保証を謳っていても実は元本割れすることもありえます。
これに関しては「だまされてはいけない外貨定期預金の元本保証の真実」に詳しく書いています。

 

では、どういう考えで購入すればいいのかというと投資というスタンスで購入すべきなのです。

 

要するに書いてある金利以上に儲かることもあるし、損をするということもあるのです。

 

日本の預金や定期預金と同じ感覚で「金利だけを見て良さそう」だから買うということはしてはいけません。

 

儲けるのも自己責任・損をするのも自己責任です。
絶対に損をしない投資はありませんので損をしたくなければ買ってはいけないということになります。

 

損を許容する人が儲けられるということです。

 

外貨預金・外貨定期預金のメリット

まずは、メリットの説明をします。
これが目的で外貨預金・外貨定期預金を購入することになります。

 

高金利

外貨預金、外貨定期預金の最大のメリットは金利の高さでしょう。
日本の定期預金と比較すると桁が2桁ぐらい違います。

 

為替差益

為替の上昇による利益が期待できます。
実は、金利による利益以上にこちらが儲かったりすることがあります。

 

例えば、1ドル100円で1000ドル購入して1ドルが120円になれば20円×1000ドルの儲けになります。(説明のため交換手数料は考慮していません)
リスクにも書きますが、逆に下がるということもありえます。

 

金融資産の分散

日本が破錠すると日本のお金は紙切れになってしまいますが、外貨で資産を持っておくことでリスクヘッジとなります。

 

外貨預金・外貨定期預金のリスク(デメリット)

続いてリスクの説明をします。
ここに書くリスクが許容できれば購入をしてもいいということです。
絶対に損をしたくないという人は購入してはいけません。

 

交換手数料が高い

円を外貨に交換する、外貨を円に交換する際の手数料が高く為替が変わらなくても金利のメリットは減ってしまいます。

 

これは銀行によって手数料が違うの手数料の安い銀行を探すことでデメリットは軽減されます。

 

ペイオフ対象外

ペイオフすなわち預金保険制度対象外です。
銀行が倒産しても預金は保障されません。

 

銀行が倒産することなどあまりありませんが、認識はしておいたほうがいいです。
ここで言えることは、「1つの銀行に資金を集中しない」「金利・手数料だけでは見ないで安心できる銀行に預金」ということです。

 

ペイオフに関してはこちらを参照して下さい。

 

為替差損

為替が上がれば儲かるということは下がれば損をするということです。
メリットの逆ということです。
預金期間が長いほど為替の変動が大きくなる可能性があるので為替による影響を抑えた場合は預金期間を短くすべきです。

 

要するに現在の価格が1ドル100円とすると80円まで下落する可能性が高いのは1ヶ月後よりも1年後ということです。

 

中途解約できない

ほとんどの外貨定期預金が中途解約できません。
(これは外貨定期預金のみのことになります)

 

よくあるのが、為替がどんどん下がってしまい損失が拡大していくので「解約したい」ということです。

 

中途解約できず満期まで持っていたので30%損失を出したというのはありえる話です。

 

また、急にお金が必要になって中途解約したいということです。

 

中途解約に関してはこちらを参照して下さい。

 

外貨預金の金利も高くない

豪州ドルの外貨預金の金利が0.5%ぐらいの時がありました。
外貨預金にしては少ないのですが、日本の円と比較すると多いので魅力的です。

 

この時の銀行間の豪州ドルと円のスワップ金利は、2.5%ほどあったので銀行は2%の利益をノーリスクで得ていることになります。
スワップ金利から考えると外貨預金の金利は高くはありません。

 

カントリーリスク

発展途上の国の通貨を交換した際にありえます。
高金利を出していることが多く金利に目を奪われて預金したら国内で暴動やテロが起こって為替が暴落するということです。

 

カントリーリスクのあるような国の通貨に預金する場合は、一発の大儲けを狙うのではなく運用資金を1部のみを運用するようにして何が起こっても致命傷は負わないようにしないといけません。

 

流動性リスク

これも発展途上の国の通貨に預金した際におこりえることです。
元々、流通量が多くないので何か起こった場合に取引ができないということです。

 

円と外貨の交換したい人がいて初めて取引が成立するので、取引ができないままどんどん為替が下がっていくということになり、取引ができるようになったときには大損していたということはありえます。

 

リスクを軽減してリターンを得る

ここまでメリット・デメリットの説明を行ってきました。
投資というスタンスで考えるのであればリスクを上回るメリットがあれば行うということになります。

 

結果論ですが、金利の高い低い・手数料の高い安いという以上に為替の値動き次第で損益が大きく変わります。

 

金利や手数料はわかっていますが、為替がどうなるかというのは誰にもわかりません。

 

為替の値動きに対してもある程度のリスクヘッジをすることは可能です。

  • 値動きの少ない通貨を選択する
  • 通貨を分散する、値動きの異なる通貨を購入する
  • 購入タイミングを分散する
  • 預金期間を短くする

 

リスクヘッジをすることで当然利益も減ります。
期待できる利益が自分の望むものであれば購入してもいいことになります。

 

>>外貨定期預金よりおすすめの外貨の運用はこちら<<

 

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